親に仕送りしたいけど今の給料じゃ生活が不安

2010年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査では

子から親への仕送りに関する項目があり、
家族外にはあまり話すこともない仕送りに関する
実態が紹介されています。

 

一般的な感想としては親に送金しているご家庭は非常に
多いようにも思えるのですが、調査の結果によると
送金している世帯の割合はおよそ2.4%に留まり、
意外にも払わない世帯の方が圧倒的に多くなります。

 

なぜ支払う割合が少ないのか、これには個々のご家庭の事情が様々あるのですが、
定年までの貯蓄に加えて退職金が支給される点が非常に大きく、
夫婦合計の貯蓄額が2000万円を超える高齢者世帯は
およそ20%にのぼると言われています。

 

ただ年齢を重ねる中で親の体調が悪くなったり体力が低下していく様子を見る中では、
送金する必要性をひしひしと感じることもあり、これは決して他人事などではなく
数年後にはあなたの身に生じる可能性もあります。

 

 

また不況の折で退職金が減額されることもあれば、
個人事業の方であればそもそも退職金などはないわけで、
いま退職を迎える方の中には懐事情が寂しいケースも
多くあります。

 

 

仕送りしたくても自分の生活が苦しい人がほとんど

しかし送金をしようにも子供の方にも生活の事情があるわけで、
社会全体で長らく給料が上がらない状況が続いた中では資金繰りが難しかったり
将来に不安を感じる方も非常に多く、仕送りしたいけど今の給料では生活に
不安が生じるケースも多くあります。

 

一般的に定年後の生活では1月あたり23万円ほど掛かるとされており、
1年で276万円、10年で2760万円、15年で4140万円などと考えると頭が痛く、
いくら親のためとはいえ将来の自分たちのことを考えれば今の給料で生活に
不安を感じることも仕方がありません。

 

家族で密なコミュニケーションをとりましょう

 

ただ定年後もまったく仕事や収入が無いわけではなく、
再雇用もあれば求人も少ないながらもあるわけですし、
また年金収入やそれまでの貯蓄もありますので、
家族でどれくらいが妥当な金額でご自身の生活が
立ち行くのか細かく話し合いを行いましょう。