年金暮らしの両親への仕送りの相場

職場を退職して年金暮らしを始めるようになると、
収入が大きく減る一方で仕事が無い分だけ
趣味などに時間やお金を掛ける場合もあります。
現役世代の方にとって退職後にどのような暮らしをするかは
想像がつきにくいところですが、収入は年金だけに頼る事に
なるため心もとない状況は容易に理解することができます。

 

年金暮らしの両親を支えるために仕送りする方もいるのですが、
その際に親に渡す相場はどのくらいとなるのでしょうか。

 

この両親への仕送りの相場は個々のご家庭の事情や実家の事情により
大きく金額が変わるため一概には言えないのですが、
およそ1万円から3万円と答える方が非常に多く、
そのあたりの金額がおよその相場と考えられます。

 

そもそも年金はいくら支給されているのか

仕送りの相場がこのくらいの金額である一方で、
支給される年金がどれくらいになるかは非常に気にかかるところですが、
年金収入は一般的に夫の老齢厚生年金がおよそ10万円となり、
老齢基礎年金がおよそ6万5000円、加えて妻の老齢基礎年金が
およそ6万5000円となります。

 

サラリーマンとしてお勤めに出られた方の場合は年金だけで
およそ23万円が支給される事になります。

 

このように数字だけを見れば送金分もあわせることで
余裕を持って暮らしていけると考えられるのですが、
住宅ローンは完済していても税金の支払いがある上に
年々身体が弱り医療費が高く付く事になりますので、
必ずしも十分な金額とはいえないケースもあります。

 

 

特に近年では後期高齢者制度が開始されたことで75歳以上の高齢者に
保険料の支払いが求められたのに加えて、医療費の自己負担分が徐々に
増えてきています。

 

そのため、年金暮らしの両親を取り巻く環境はいささか厳しくなり、
年金収入や子供からの送金があっても必ずしも十分ではないご家庭もあるのです。

 

「大丈夫だろう」と勝手に思い込むのは禁物です

 

これくらい送金しているから大丈夫と金額で
安心するのではなく、定期的に親の顔を見て過不足が無いかを
細かくチェックを行い、一定の生活水準が維持できるよう
ご自身でできうる範囲で援助を行うと良いでしょう。