生活保護を受け取りながら、親への仕送りをしても問題は無いのか?

親に仕送りをする方にはそれぞれで事情を抱えていることが

あり、実家への送金が止められない一方でご自身が生活保護を
受け取るケースもあります。

 

実家の中には折からの不況の影響で家業が倒産したりリストラの憂き目にあうこともありますので、家計を支えることが
困難になり、子供に頼るケースも珍しいわけではありません。

 

ただその一方で子供もまた倒産やリストラに遭うこともあれば、
病気でお勤めが難しくなり収入が断たれることもありますので、
双方共に苦境に立つ場合もあります。

 

近年ではまだ若い働き盛りの方でも仕事関係や友人関係でうつ病を
発症することがあり、また従来のうつ病だけでなく症状が分かりにくい新型のうつ病も
登場したため、かなり症状が進むと仕事を行うことが難しくなるばかりか社会生活を
送ることも難しくなるケースも見受けられます。

 

では子供が職を失い生活保護を受け取ることになった場合、
そこで得られたお金を親への仕送りをしても問題は無いのでしょうか。

 

問題がある行為として注意を受ける可能性も

実家は実家で苦境に立たされているのであれば、
自分は少ない費用を節約して仕送りに回すことは孝行であり
美談となるのですが、行政側から見たときにはそれは必ずしも美談とは映らず、問題がある行為として注意を受ける可能性もあります。
そもそも生活保護は個人や世帯に対して行われるものであり、世帯を別にしている実家の親が生活費を得たいのであれば
そちらで別個に保護申請するのが本筋となります。

 

生活保護とはそもそも扶助してもらってるものです

支給される保護費は日々の生活に必要な費用やアパート等の家賃、
義務教育を受けるための学用品費、医療サービスの費用、などと
細かく扶助の種類に対応して支給されています。

そのため本来の目的以外で使用することは制度の趣旨から鑑みて
大きく外れた行為となります。

 

元よりぎりぎりの支給額であるため、親への仕送りまでしていたのでは
ご自身の生活が立ち行かなくなりますので、
実家もまた生活保護を受けられるよう手続きを行うと良いでしょう。