「英語ができる」という呪縛からの解放
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英語に関する秀逸なコピーライティング文章
木坂健宣さんの書いた英語教材に関するコピーです。
「英語ができる」の呪縛から解放されること。
そう言えば、我々日本人のほとんどは、いつの間にか「英語できない病」に冒されて大人になっていきます。
ほとんどの人が、口癖のように「私英語できません」「英語が苦手で」と無意味な発言を、それこそ何かの病気に冒されているかのように繰り返しています。
これは逆に言えば、「英語が完璧にできないといけない病」に冒されているということを意味しています。
「英語コンプレックス」に冒されている大人たちの中で、「テスト至上主義」教育を長年受けてくるとこの病に冒されるのですが、実際問題そんな病はクソ喰らえで、本質的にはどうでもいい話なのです。
それに何より、僕はそういう人に聞きたいのです。
「あなた、本当に“日本語はできる”って思ってるんですか?」
と。
もしそう思ってるとしたら、酷い勘違い野郎です。
我々が実は大して日本語もきちんと理解できていないにもかかわらず何不自由なく日本語を使って生きているという事実を考えれば、「英語ができない」ままでも特に不自由なく英語を使って生きていくことができるということになります。
むしろそうある方が自然で、さらに言うとそれが効率をもたらすことが普通です(そもそも実現不可能なことや、やっても無駄なことをやる時間が減りますので)。
まず我々に何よりも必要なのは、「英語ができる」などという病気に等しい幻想、そしてその呪縛から自由になることなのです。
2011/07 英語セミナーの案内PDFより引用
「英語」に対する苦手意識を取り払う
英語に関する興味を喚起させると、必ず思う人が出てくるのが「英語が大事なのはわかるけど、でも英語は苦手だからなぁ」という意見。それを一気に取っ払う「あなた、本当に“日本語はできる”って思ってるんですか?」という一文。
確かに、私達日本人は日本語ができるわけではありません。この一言で一気に「英語は難しい」という固定観念を取り払い、「そう考えたらなんかできるかも」と英語が苦手だと思っていた人でもできる気になります。(※これは木坂さんの意見ではなく個人的な感想です)
ネットビジネス大百科のコピーライティング(セールスレター)のパートを担当しただけあって、木坂さんの文章は非常に参考になります。
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