史上最短でミシュラン3つ星をとったレストランHAJIMEのシェフ米田さんのFacebookの投稿から。
親が子供が出会う障害物を全て取り除いてしまった結果、社会に出て初めて障害物と出会って、面をくらって驚くという話
(中略)
世の中は、競い合いの社会。ダメなものは淘汰されてしまう厳しい世界。まさに野生の王国です。
障害が何もないように温室の中で育てていて、いきなり、野生の王国に放り出されるというのは、それをされる子供たちの方が悲惨なような気がします。
(中略)
子供はかわいいです。しかし、大切なことは傷付かないように親がかわいがることではなく子供が社会に出た時に、
「なんて素晴らしい人なんだ」
と社会から可愛がられることだと思います。だからこそ、私たち大人はきちんとした環境と世の中で生きていく術を子供達に与えるべきだと感じます。
子供をかわいがるのは良いことですが、子供の問題(=成長の機会)を親が取ってしまうのはよくないですね。
自分で問題を解決する力、試練や障害を乗り越える力もつけさせないと、子供のうちはいいですが、社会に出たら「使えない奴」扱い。
一生自分が面倒を見るならともかく、いつか社会に出なければいけないのにこれではいけませんね。社会人になってまでちょっとした小さなことで親が出てくるとか恥ずかしいですよね。
見守ることもまたかわいがることの一つ。
子供が少し大きくなったら、赤ちゃんのときのように何でもかんでもやってあげるのではなく、ついつい助けたくなるときも我慢して子供に自分で問題を解決させてあげることも必要。
投稿にあった「心理社会的発達理論」に合わせて親も子供の成長に合わせてあげる必要があります。
育児はガマンが大事ですね。