子育てのイライラを止めたいママ必見!イライラしない子どもとの関わり方

子育て中のイライラ対策

子育てをしていると、楽しいことやうれしいことがあるなかで、イライラしてしまうこともたくさんありますよね。

子どもが全然言うことをきいてくれなかったり、おもちゃで散らかった部屋を見たりするだけでもイライラしませんか?

結論、イライラしてしまう原因がわかれば、関わり方がかわります。

ただし、原因が全員に当てはまるかどうかは家庭によって異なるので注意が必要です。

この記事では、子育てにイライラしてしまう人に向けて、イライラする原因とイライラしない子どもとの関わり方の紹介をします。

子育てでイライラしてしまう原因は?

子育てをしているとイライラしてしまう原因は大きく分けて2つあります。

それは、「子どもが親の思い通りに行動しない」「夫が育児への協力が少ないと感じる」ことの2つです。

子どもが悪いわけでも、親が悪いわけでもないことが多いです

詳しくその2つの紹介をしていきます。

子どもが親の思い通りに行動しない

子育ては親のペースで進めることは大変難しく、子どもは予想外な行動をすることが多いです。

なぜなら、子どもと親は別の人間なので、いうことを聞かせることは難しいといえるからです。

子どもへイライラしてしまう原因は2つあります。

子どもに干渉する

子どもに期待する

子どもに干渉する

子どもに干渉してイライラしてしまうのは、親の思うとおりにならないことが原因です。

子どもも1人の人間なので、感情があります。そして、親の思いとイコールではないことが多いからです。

たとえば、「親の言うことを聞かないからイライラする。」「約束を守らないからイライラする。」などが挙げられます。

しかしこれらは、親の思いと親のペースに合わせようとするからイライラしてしまうといえます。

「子どもの思いを聞く。」「約束は一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に決める。」など、お互いに歩み寄ることで、穏やかに過ごせます。

子どもに期待する

子どもに期待をしているからこそ、その期待がはずるときにイライラしてしまいます。

親は子どもに対して誰もが「こうなってほしい」と期待していることが多いからです。

たとえば、「勉強をしないからイライラする。」「おもちゃの片づけをしないからイライラする。」が挙げられます。

親は子どもに自主的に行動してほしいからこそ、できないときにイライラしてしまいます。

期待をしすぎると、期待が外れたときにイライラしてしまうので、期待はし過ぎないほうがよいです。

親の思いと子どもの思いは違い、思い通りにはいかないことをわかっていると、イライラが少なくなるといえます。

夫の育児への協力が少ないと感じる

ママは出産してから24時間365日無休で育児をして、子どものペースで動いているのに、パパが協力的でないとイライラしてしまいます

とはいえ、パパも外に働きに出て仕事をしているので大変です。

しかし、通勤の時間など1人の時間を少し確保することができます。

休みがないママにとってはとても羨ましく思えるからです。

そのため、パパが家にいるときには育児に協力してもらい、ママの負担を減らすことがイライラを減らすポイントです。

ママの心に余裕ができるとイライラが少なくなり、穏やかに過ごすことができます。

イライラをぶつけ続けたときの子どもへの影響とは

イライラをぶつけ続けたり、怒ったりすると子どもへ影響することが2つあります。

自己肯定感が下がりやすい

自主性が育ちにくい

この2つは子どもの精神面に影響することが心配です。詳しく紹介していきます。

自己肯定感が下がりやすい

イライラをぶつけられたり、怒られ続けたりすると、子どもの自己肯定感は下がってしまいます。

自己肯定感とは、自分をありのまま受け入れて認めるということです。

自己肯定感が下がると、親から愛されていないと感じてしまいやすくなるからです。

そして、心が不安定のため、親の前では良い子を演じ、外で発散するようになってしまいます

発散するというのは、悪いことをしてしまうということで注意が必要になります。

自主性が育ちにくい

怒られ続けると、自分は悪いんだと否定的・消極的になってしまい、自主性が育ちにくくなります。

怒られることが嫌だから、言われたことは守ろうと、自分で考えて行動し学ぶ機会が少なくなってしまうからです。

そして怒られることを避けるために自分で考えることを控え、人の顔色をうかがいながら過ごすことが増えてしまいます

子どもへのイライラをコントロールする方法

子どもにイライラしてしまう気持ちは、子どものせいでも親のせいでもないことが多いです。

イライラをコントロールする方法は3つあります。

怒りの感情は二次感情だと理解すること

心配ごとや不満は誰かに聞いてもらう

子どもが原因ではないことがある

怒りの感情は二次感情だと理解すること

感情には、一次感情二次感情があります。ここでの怒りは二次感情です。

始めに感じる感情が一次感情で、「心配・落胆・不安・もどかしい・悲しい・寂しい」があてはまります。

一次感情はすぐに二次感情に移行するので、最初に感じた感情が大きいほど、二次感情も大きく怒りとして表れてしまうということです。

たとえば、おもちゃを片付けてほしいのに何回言っても片づけない。

伝わらないことが「悲しい」「落胆」の感情が、「怒り」という二次感情に変わるということです。

二次感情の「怒り」に目を向けてイライラするのではなく、怒りの前の感情がわかれば、子どもへの接し方や言葉がかわるはずです。

心配ごとや不満は誰かにきいてもらう

子育てをしていると、心配ごとや悩みはつきもので、思うようにいかずに不満がたまることもあります。

そのため、心配ごとがあるその都度、誰かに話を聞いてもらうことが大切です。

なぜなら、その思いを溜めてしまうと、いつか思いがあふれてしまい、ママがしんどくなってしまうかもしれないからです。

自分の話をきいてもらうだけでも肩の力が抜けます。そして、気持ちに共感してもらえると、安心感を得られるかもしれません。

誰かに聞いてもらうことで、悩みが解決し、自分では出せなかった答えが見つかることもありますよ。

子どもが原因ではないことがある

たいていのイライラは、子どもが原因ではなく、自分自身の心に余裕がないことが原因であることが多いです。

「自分の思うようにいかない。」「怒りたくないのに怒ってしまう。」と、自分にイライラするという悪循環になってしまうからです。

イライラするのは、ママが真面目で、一生懸命頑張りすぎているから起こる感情です。

まずは、毎日自分は頑張っているんだと認めることが大切です。

子どもにイライラせずに関わる方法とは

イライラせずに関わる方法は3つあります。

子どもの良いところをみつける

自分を大切にする

自分を責めすぎない

子どもの良いところをみつける

子どもの良いところをみつけ、認めて褒めると、親も子もイライラすることが減ります。

なぜなら、常にイライラしていると、子どもの短所ばかりに目がいってしまい、注意することが増えてしまうからです。

たとえば、何をするにも時間がかかりマイペースな子は、裏を返せば、なにごとにも丁寧に最後まで取り組むことができる。

短所だと思っているところが、見方を変えるだけで、長所に変えることができます

自分を大切にする

日々頑張っている自分を認め、自分の時間をとることに意識を向けると自分を大切にできます

イライラしてしまうのは、毎日子育てや家事などを一生懸命がんばっているからです。

子どもも毎日イライラしているママより、肩の力を抜いて、笑顔でいるママのほうが大好きです。

頑張っている自分を労わったり癒したりする時間をしっかりとり、自分を大切にすることを意識してくださいね。

自分を責めすぎない

感情的に怒ってしまったときは自分を責めすぎず、次どうしたらよいかを考える方がよいです。

子育てをしていると感情的になってしまうことは誰にだってあることです。すでに起こったことをなくすことはできません。

もし、理不尽に怒ってしまったと感じるときには、素直に子どもに謝ることで、子どもはわかってくれるはずです。

約束事を一緒に決められる年齢であれば、一緒に考えることで子どもも自分で決めた約束だと納得でき、守ることができます。

笑顔で過ごせるために一緒に約束を決めながら、みんなで穏やかに過ごす時間が増えることが何より大切です。

まとめ

子育てにイライラしてしまう人に向けて、なぜイライラしてしまうかの原因と子どもとの関わり方の紹介をしました。

結論、イライラしてしまう原因がわかれば、関わり方がかわります。

原因がわかっていると、前向きにとらえられることができます。

さらに親子の笑顔が増えて穏やかに過ごすことが増えることにつながります。

イライラをため込まず、ママも自由時間をつくりながらゆったりと子育てをしていってくださいね。

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