・些細なことで子どもに怒鳴ってしまう
・理由もなく涙が出てきて止まらない
・「もう何もかも投げ出したい」と感じる
そんなふうに悩むこと、ありませんか?
子育ては喜びも多い反面、心身ともに疲労が蓄積していくもの。 そんな疲れが限界に達すると、自分でも驚くような感情の波に襲われることがあります。 この感情の乱れに悩む親御さん、大勢いらっしゃいます。
実は、体の疲労と心の状態は密接につながっています。 慢性的な疲れがたまると、ストレスホルモンのバランスが崩れ、 脳が過敏に反応するようになるんですね。
その結果、普段なら気にならないことでも強く反応してしまったり、 急に悲しくなったりと、感情のコントロールが難しくなります。
でも、体の疲れが原因だと気づかず、イライラを止めようとしたりその時の感情を何とかしようとしてどうにもならないケースも多いです。
もしあなたが
・以前は気にならなかったことに過剰に反応する
・感情の波が激しく、自分でも予測できない
と感じるなら、そのときのあなたは、エネルギーが足りていない状況にある可能性がとても高いです。
そして、その原因は体がうまく使えていない可能性がとても高いです。
この状態が続くと、子どもとの関係性にも影響が出たり、 自己嫌悪の感情がさらに強くなったりと、負の連鎖に陥ることも。 回復よりも疲労のほうが大きくなり、毎日蓄積してどんどん悪化してしまいます。
疲れがたまっていることによる気分の落ち込みやイライラのよくあるシーン

- 普段なら気にならないことに過剰に反応して怒ってしまう
- イライラのレベルがいつもより大きい
- やる気が起きない、体が動かない
こんなときは、エネルギー切れや疲れがたまっていることによる気分の落ち込みやイライラの可能性が高いです。
例えば・・・
- 子どもが少しおもちゃを散らかしただけなのに、過剰に反応して怒ってしまう
- 子どもの食べこぼしを見て、通常より強い苛立ちを感じ、自分でも驚くほど大きな声を出してしまう
- 朝の準備で子どもがのんびりしていることに対し、極度のイライラを感じて泣きたくなる
- パートナーが「何か手伝おうか?」と声をかけてくれたのに、「何もわかってない」と攻撃的に返答してしまう
- 子どもが何度も同じ質問を繰り返すことに対して、「いい加減にして!」と突然怒ってしまう
- 夕方になると無性に悲しくなり、子どもと遊んでいる最中でも涙が出そうになる
- 家事の途中で「もうどうでもいい」という投げやりな気持ちになり、途中で放棄してソファに横になってしまう場面
- 子どもの寝かしつけ中に子どもが寝付かないことに極度のイライラを感じてしまう
- 友人からの何気ないLINEメッセージに「返信するエネルギーがない」と感じ、数日間既読スルーしてしまう
- 子どもが喜ぶはずの計画を立てたものの、実行する日が近づくと「そんな元気はない」と後悔し始める
- スーパーで子どもが欲しいものをせがむと、通常なら冷静に対応できるのに、その場で感情が爆発して周囲の視線が気になる状況に
- 何をしていても「楽しい」と感じられず、子どもの笑顔にさえ心から共感できない自分に罪悪感を覚える
- 夜中に一人になった時間、強い孤独感や無力感に襲われ、涙が止まらなくなる
- 朝起きた瞬間から「今日一日どう乗り切ろう」という重圧を感じ、布団から出られなくなる
こんなとき、まずは「これは疲れからくる症状かもしれない」と認識すること。 そして、少しでも自分を休める時間を確保し、「完璧でなくていい」と 自分に許可を出してあげてください。
また、パートナーや周囲の人に正直に疲れを伝えることも大切です。 体の疲れが軽減されると、感情の波も自然と穏やかになり、 子どもとの時間も心から楽しめるようになりますから。