子どもを抱き上げたり下ろす動作による腰や肩への負担を減らそう

体の疲れを取る

・子どもを抱き上げるたびに鋭い腰の痛みが走る
・床から何かを持ち上げるだけでも肩がつる
・抱っこから降ろした後に数分間体を起こせない

と、悩むこと、ありませんか?

子育て中は、おもちゃを拾う、床で遊ぶ子どもを抱き上げる、寝かしつけた子どもを布団から移動させる… 一日に何十回も繰り返す子供を抱き上げたり下ろす動作。 この動作による体への負担に苦しむ親御さん、大勢いらっしゃいます。

床からの抱き上げは、正しい方法で行わないと、腰や肩に想像以上の負担がかかります。 特に成長して重くなってきた子どもを抱き上げるときには、 腕の力だけでなく全身の連動が必要なんですね。

しかし多くの場合、疲れていたり急いでいたりして、体を丸めたまま背中の筋肉を使わずに 腰や肩に過度な負担をかけてしまっています

もしあなたが

・子どもを抱き上げた後に腰や背中がずっと痛む
・床から物を取るときに体がスムーズに動かない

と感じるなら、それは体がうまく使えていない可能性がとても高いです。

この動作を毎日繰り返すことで、小さな負担が積み重なり、 やがて慢性的な痛みや動きの制限につながることも。 回復よりも疲労のほうが大きくなり、毎日蓄積してどんどん悪化してしまいます。

体の疲れの蓄積はエネルギー切れを招き、子育て中のエネルギー切れは自分が辛いだけでなく、子どもの脳や潜在意識にも良くない影響を与えてしまいます。

そうならないために、まずは抱き上げる際の姿勢を見直すこと。ボディメカニクスや体軸を取り入れることも効果的です。膝を曲げて腰を落とし、 背筋をまっすぐに保ったまま、お腹と太ももの筋肉を使って立ち上がるように意識してみてください。

また、可能な限り子どもを体の近くで抱えるよう心がけましょう。 体の使い方が変わると、同じ動作でも負担が大きく軽減され、 育児の痛みから解放されますから。

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